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ショーロの生い立ち・歴史など…

  • ヨーロッパのクラシック、ワルツやポルカが、アフリカ系のルンドゥなどのリズムと出会い、
    生まれた音楽が「ショーロ」です。
  • 当時の「音楽」には歌がなく、世界中でインストが音楽の主流の時代でした。
  • 貴族階級自宅などで、ヨーロッパの音楽を演奏していたミュージシャン達が街角で自分達のリズムでの音楽を演奏するようになり、ショーロとして発展してきたと言われています。
  • ある音楽解説の方が、「そこらの街角で勝手に演奏してたようです。辻斬りの音楽ですね」と説明されてましたが、出会い頭にお客さまを斬ってはいけないと思います。そこは「大道芸」が正しいような気がします。
  • その後ショーロは、屋外から室内に戻り、サロンの音楽として発展しました。
  • 19世紀の終わりには、早くもショーロの黄金時代があったようです。ショーロ創世記の作曲者達が活躍し、いまでもその楽譜は残って演奏され続けています。しかし残念ながら、SPレコードよりも前の時代であったため、当時の録音は残っていないそうです。
  • 20世紀の前半に、第2期のショーロ黄金時代がありました。しかしその頃に、ショーロは「サンバ」を誕生させた後、発展を止めてしまいます。(「ショーロ」の役目は終わった、と言う方もいます)その後は、爆発的なサンバの発展の陰で、ショーロはサンバのバッキングプレイヤー達が自分達の娯楽として演奏するものとして、細々と生き残ったのでした。
  • その後、20世紀終わりから21世紀の始めにかけて、ショーロの「ブーム」がありました。おそらく一過性なので「ブーム」と言いましたが、そのおかげで、このサイトでご紹介しているメンバーが「ショーロ」を演奏するようになり、今に至っています。

あ、歴史が自分たちの活動につながりましたね〜。